パーキンソン病と診断されて、服薬を開始すると最初の3~5年は、人によっては病気が治ったのではと思うほど薬が良く効きます。
ハネムーン期と言うそうです。
その期間が過ぎると薬の効かない時間が出てきて、動きが悪く
なることがあります。
このような現象をウェアリングオフといい、病気が進行したからこのような状態がおこると、理解されています。
でも本当に進行したからだけで起こるのでしょうか?
薬を変えたり、服用方法を変えたりして症状がましになるということは良くあります。
困った症状の原因が進行だけが理由なら、どんな薬を飲んでも増やしても症状が好転するというはないような気がするのですが、、、、
ドーパ製剤には、薬が脳に届きやすくするため脱炭酸酵素阻害剤が配合さています。
ビタミンB6はDOPA脱炭酸酵素であるため、長い間多量にメネシットやマドパーといったパーキンソン病の薬を長期間継続的に飲んでいると体の中のB6はどんどん減ってしまっています。
調べると、ビタミンB6は欠乏すると、、舌炎、口内炎、口角炎、結膜炎や、目・鼻・耳などに脂漏性皮膚炎などの他、神経に異常が出て、末梢神経障害、けいれん、手足のしびれ、眠気、不眠症、食欲不振、倦怠感、情緒不安定、中枢神経の異常などが起こることがあるそうです。
今困っている症状が、薬の影響により出ているものなのか?病気によるものなのか?
見直してみる必要がありそうです